プレミアムワイン
Import Wine

ドイツワインとは北緯50度と言う過酷な条件の下でゆっくりと育まれたフドウで造られる、世界でも類を見ないワインです。北緯50度とは日本近郊では樺太あたりを指しますが、なぜドイツでワインが出来るのでしょうか？なぜならそれは大西洋から流れるメキシコ暖流のおかげで平均気温9℃と比較的温暖であるためなのです。ブドウ栽培の北限地といわれるドイツで出来るワインは豊富な酸と優しさに溢れる、日本人に親しみやすい味わいのワインとなります。ドイツワインは”甘口ワイン”というイメージが未だ根強く残っています。実はここ数年でトロッケン、つまり辛口ワインの生産量が白赤共に増えています。これは世界的な傾向でドイツも例外ではなく、ワインは食事と共にという考え方に変わってきたためです。
ザート商会グループでは、今ドイツで最も注目されているワインを厳選して日本に紹介しています。少ない生産量ゆえに生産地以外では入手が難しいプレミアムワインを一足先に味わってください。

モーゼル川沿いのテルニッヒで1628年から続くワイナリー。ぶどうの葉をほどよく繁らせ、直射日光の下でぶどうを十分成熟できるように配慮しています。こうして育ったぶどうには良質のアロマがはっきりと感じられ、病害にかかりません。枝に絡まってじっくり完熟し、凝縮感とバランスのあるワインのポテンシャルを育んでいくのです。

元々はホテル業を営んでいたバルダザール・レス氏が1870年に、ぶどう栽培からワインのビン詰めまで一環して行うワイン造りを始めました。7世代に渡って家族経営を続けるレス家のワインは、ドイツ国内の一流レストランのワインリストに選ばれ、世界各国からその秀逸なクオリティーで高い評判を得ています。

1913年にドイツ産の苗木から日本最初のワインを誕生させた醸造家ハインリッヒ・ハム。彼は、トップクラスの畑から全て手摘み、低温発酵、そしてオーガニックなどの丁寧な醸造に取り組んできました。そこから生み出されるワインは、古典的なリースリングワインとは異なるキレのある華麗な味わいです。

ドイツワインの偏見を覆すフランケン地方の造り手、ヨゼフ・シュテアライン。シュテアライン氏はフランケンワインの模範とすべき生産者の一人で、ドライかつミネラルなワイン作りを得意としています。

ロンドンで開催された全世界400ヶ国から集まったワインが品評されるインターナショナルチャレンジで見事最優秀賞を取ったホルストザウアー氏。また2002年にはトロッケンベーレンアウスレーゼで世界最高峰の甘口ワインに与えられるボトリティスワイン賞を獲得しました。ドイツの醸造家を代表する一人。

16世紀からの伝統、1989年にバリックを導入し赤ワインを造っています。2002年版ゴー・ミヨワインガイドで『今年の急上昇醸造所』に選ばれ、現在四ツ房ワイナリーにランクインしました。ドイツでは数少ない、長期熟成型を目指す赤ワイン造り手の一人です。

バッサーマン・ヨルダン家、ブール男爵家と共にプファルツの3Bと呼ばれていたこともある、ヴァッヘンハイム400年の伝統ある醸造所。リースリング・コレクションのクオリティには定評があります。2005年からはビオディナミによるぶどう栽培を実施し、畑の持ち味を最大限に活かした、卓越した辛口ワインを産みだしています。
また、バイエルン王国が1828年に同醸造所に対して行った格付けを採用。ブルゴーニュと同じ、グランクリュ、プルミエクリュの2段階の格付けを行っています。VDP会員ですが、独自の伝統ある格付けを優先しています。

17世紀にスイスから移住したSALWEY一家がワインの栽培に着手したことがWeingutSALWEYの始まりです。1950年に今日のザルヴァイが発足しました。火山岩を含む土壌により、力強くコクがあり、ミネラルの豊富なワインがザルヴァイの特徴となっています。またブドウ園付近に咲く沢山の花々でワインが洗練され優雅な香りをプラスしています。

Reinhold and Cornelia Schneider は 1981年にブドウ醸造所を設立したとき、彼らはドライワインを生産すること、継続的なブドウ栽培に従事することを決心しました。13ヶ月オークの樽で熟成させるシュペートブルグンダーは、ブルゴーニュのワインに負けず劣らずの素晴らしい仕上がり。ゴーミヨ誌でドイツの赤ベスト3という高評価を得ている実力派の作り手です。

ダウテル醸造所は、例えば、この地域で’80年代からシャルドネの栽培を試みるなど、そのエネルギッシュで革新的な姿勢を通じて、独特のテロワールを生かしたハイ・クォリティなワインを生み続け、今やゴーミヨ4つ房にランクされるなど、ヴュルテンベルク最高峰に位置づけられています。力強くユニークなテイストを見せてくれます。